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今日はいちゃいちゃの日なの 1

 フェイト・テスタロッサ・ハラオウンは、変な場所にいた。
 見渡す限り、タイルに囲まれた部屋。頭の上から、温かく細いお湯が絶え間なく降り注いでくる。
 シャワー?
 フェイトは思った。だが、シャワールームにしては、異常に奥行きも幅も広く、天井が高い上、間仕切りも無い。ホールといっても良い空間だ。
 そして、そこを横にした左の腕で両の胸の膨らみを隠し、茂みの辺りは右手をあてがって、やや前かがみになりながら、フェイトはひたすらに歩いていた。
 なぜかフェイトが歩くのにしたがって、シャワーの噴出しもちゃんとついてくる。
 心の中は、早く自分の部屋へ行かなくてはという焦りでいっぱい。
 なぜかというと、周りに時空管理局の職員や同僚がごく普通に往来しているのに気づいてしまったから。もちろん、彼らや彼女らは制服を着ていたり、なぜか私服だったりするが、裸で居る者はいない。どういうわけか、シャワーについてこられているのはフェイトだけらしい。
 そして、一人裸で歩くフェイトを、物珍しそうに眺めたり、何かヒソヒソと話をしている。

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今日はいちゃいちゃの日なの 2

 強制捜査の時の突入のようだが、この格好では仕方がない。なにしろ、フェイトは一糸纏わぬ裸なのだ。なるべく自分の姿を見せずに、中を覗き込むとなると、どうしても突入マニュアルに近くなってしまう。
 そろそろと首を伸ばし、中に居るはずの人を呼ぶフェイト。
「あ……あの……なの……はぁッ!?」
 そこに見たもののあまりの衝撃に、思わず知らず大声をあげていた。
「あ、フェイトちゃん、おはよう」
 肩越しに後ろを振り返るようにして、こちらを見て微笑んでいるのは、高町なのは。
 左で一まとめにした、長い栗色の髪が揺れている。
 すっきりした首筋の辺りと、きゅっとくびれた腰の上で、それぞれエプロンの紐が結ばれていた。

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今日はいちゃいちゃの日なの 3

「さ、座って」
 なのはに促され、椅子に腰を降ろす。お尻が直に椅子に触れる感覚が新鮮だ。
 朝食が並べられていたのは、なのはが座っている方を正面とすると、左側の面。つい、視線をなのはの身体のラインに沿って滑らせると、テーブルの面との僅かな間に、魅力的にくびれた、ウェストから腰のカーブが見える。
「では、いただきます」
 なのはが両手を合わせ、言った。不埒な視線を咎められたような気がしたフェイトも、慌てて手を合わせ、「いただきます」と復唱する。。
 朝食は、ご飯にお味噌汁、魚の干物にお漬物と、なのはの世界、日本の朝ごはんだ。フェイトも何年も海鳴市に住んでいたから、こういう食事にも慣れている。

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今日はいちゃいちゃの日なの 4

「さて、どれをみようかなぁ」
 言いながら、入っていたDVDのケースを見る。テレビ番組を録画したもので、番組名はアリサとすずかの手書き。はのはは、その中からドラマの1枚を選び出した。
 ベッドの対角の壁に設えられたプレーヤー。これは日本製だ。隣に置かれた変換機で、魔力結像スクリーンに映像を変換して送るから、テレビのようなものは置いていない。こっちの世界に地球──日本製のテレビを置いても見れないからだろう。
 なのはは、プレーヤーの前で跪き、更に左手を床について姿勢を下げた。電源ボタンとイジェクトボタンを押し、出てきたトレイにディスクを載せる。
 だが、それを後ろから見ているフェイトは、半ばパニックに陥っていた。

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今日はいちゃいちゃの日なの 5

「早く、頭、ここ」
 三度も指示をされては、どうすることもできない。
 フェイトは手を突き、一度四つん這いになると、恐る恐る、まさに礼拝をするように、揃えられたなのはの太股に顔を近づけた。
 正面を向くなのはの右から寄ったので、顔を傾け、そっと左の頬を腿につける。
「ちゃんと、横になって」
 まだ緊張して、身体が浮き気味だったのを、なのはが咎める。
 フェイトは仕方なしに、身体は完全にカーペットに横たえ、なのはの腿に頭を預けた。

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今日はいちゃいちゃの日なの 6

「なのはぁ………」
 フェイトは思わず、自由になる左腕で、なのはの細腰を抱きしめて甘えた声を出してしまう。
「くすぐったいよ、フェイトちゃん。耳掃除してるんだから、あぶないよ」
 腰の辺りを撫でられたなのはが軽く嗜める。
 だが、フェイトはなのはのお腹に顔を押し付け、腰をぎゅっと抱きながら、くぐもった声で、
「なのは………怒って……る?」
 と訊いた。

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今日はいちゃいちゃの日なの 7

「う~ん、いい抱き心地。すべすべで……柔らかくって……」
 なのはは、フェイトのへその少し横あたりに頬を擦りつけ、更に左手で腰の辺りから鳩尾にかけてを、何度も何度も繰り返し撫でる。
「く……くすぐったいよ……」
 フェイトが抗議するが、なのははお構いなし。空中に浮かんだスクリーンを見たまま、ゆっくりと撫で続ける。
 最初、暫くは、くすぐったさと、それ以上進めてくれないじれったさに、もじもじとしていたフェイトだったが、なのはの単調な撫で摩りが、心を落ち着かせていった。
 軽く頭を傾け、スクリーンから流れるドラマを見つつ、ぴったり寄り添ったなのはの身体の温かさと肌触りを堪能する。

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今日はいちゃいちゃの日なの 8

「どうしたらいい?」
 なのはが尋ねる。それに対し、フェイトは、
「ふ、普通に寝てくれれば……いいよ……」
「こう?」
 言いながら、なのははごく普通に仰向けに横たわった。
 ほぼ「気をつけ」をそのまま横にしたような姿は、フェイトにはとても綺麗に映る。
 重たげに胸全体に広がった膨らみ。窪んだお腹に刻まれたお臍、髪と同じ色の柔らかそうな茂み──見つめていると、身体の奥からきゅんとした何かがこみ上げてくる。。
「なのはッ!」
 フェイトは短く叫んで、なのはの身体に覆いかぶさった。

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今日はいちゃいちゃの日なの 9

 そうして、DVDを3本もダラダラと見続ければ、いくら横になっているだけでもお腹は減る。時間的にもお昼を過ぎているのだから、当然といえば当然か。
「お昼……どうしようか……?」
 丁度、今見ているのが終わったタイミングで、どちらからともなく、訊ねあう。
 ここで視聴をいったん打ち切り、昼食にすることに決するのに時間はかからなかった。。メニューもあっさり決まって、カルボナーラという事になった。近くの美味しいレストランで売っているものと、パスタの袋とソースの缶が、荷物の中に入っていたそうだ。
「朝はなのはが作ったから、お昼は私がつくるよ」
 フェイトが言うと、異論は全く無いのか、なのはは頷いて返した。

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今日はいちゃいちゃの日なの 10

 実際には、なのはは座ったまま、薄く笑ってじっとフェイトを見つめているだけだった。ちらちらと振り返りながら、恥ずかしそうに調理をしている後ろ姿は眼福である。惜しむらくはメニューが比較的簡単だから、割と時間が短いことだろう。
 現に、そうこうしているうちに茹で上がったようで、フェイトはパスタ鍋からパスタサーバでフライパンの方にパスタを移している。
 フライパンでは缶から移したホワイトソースが温められているから、これと軽く絡めれば出来上がり。
「……できたよ」
 盛り付けが終わった皿を2枚、左右の手に持ってフェイトが振り返る。左手の皿をなのはの前に置くと、自分も椅子を引いて座った。

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